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かつて琵琶湖周辺の田んぼは、フナ、コイ、ナマズなどの魚類にとって絶好の産卵場所でした。
しかし、琵琶湖の総合開発やほ場整備事業によって、 田んぼと水路との間に
大きな落差が生じ、
また、農薬、除草剤などの開発で農業は楽になりましたが、
どじょうやメダカなどの魚にとって住むことのできない田んぼになってしまいました。
鮒寿司の材料として滋賀県で長く親しまれてきたニゴロブナも激減し、
その魚などを餌としていた
コウノトリなど
他の生き物の姿も見えなくなりました。
そこで「魚のゆりかご水田」により、魚道づくりや魚に優しい農業を通して、
人と生き物が共生する、元来あるべき姿を取り戻そうとし、創造していくものが
「魚のゆりかご水田プロジェクト」です。

我が家のゆりかご水田に魚がのぼるための魚道です。
5月から6月にかけて、雨が降ったりして水位が上がると琵琶湖から
産卵する為にナマズやフナが田んぼにのぼります。
田んぼは水路や琵琶湖に比べ水温が高く、
プランクトンが豊富な為
絶好の産卵場所になります。
この田んぼで育った稚魚は、また魚道を通って琵琶湖へと旅立っていきます。

このニゴロフナの稚魚は2006年に初めて魚道を設置して
調査した時の写真です。
確認しただけで、一つの田んぼから約2000〜3000匹が
魚道を下り琵琶湖へ旅立っていきました。
針江のんきぃふぁーむ
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