生水の郷「針江」
比良山系の山々に降った雨雪が、長い年月をかけ伏流水として流れている水が湧き出したものを生水(しょうず)と、呼んでいます。針江地区では今なお110箇所以上の各家々をはじめとした地域の至る所で湧きでており、昔は台所として、今現在はこの水をポンプで家の中に引き入れ、暮らしの水として炊事からお風呂まで利用し生活しています。
私たちの農場のある針江地区は、弥生時代の米作りの跡が残る、古くからの米どころ。地域110箇所以上の、生水(しょうず)と呼ばれる湧き水とともに生活を営んでいます。その生活様式は「川端(かばた)文化」とよばれ、国内外のメディアをはじめとした、様々な方々から関心を持っていただいています。
文化庁 重要文化的景観に選定「針江・霜降の水辺景観」
環境省 平成の名水100選 選定「針江の生水」
文化庁 日本遺産に選定「琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産